仮説検証サイクルを回すには仮説思考が重要です。仮説思考は、自ら主体的に考えることから始まります。変化を把握するには以下のように問題意識、危機意識、当事者意識の3つの意識が重要な要素となります。
問題意識は、自らをとりまく環境に何か変化はないだろうかと、たえず周囲に気を配っている状態を指します。危機意識とは、自分にとって脅威となりうる危機に気がついている状態を指します。当事者意識とは、自分が責任を持ってなんとかしなければと、今まさにアクションを起こそうとしている状態を指します。
そもそも、問題意識がなければ、危機意識などわいてきません。危機意識があるからこそ、当事者意識が生まれてくるのです。
これら3つの意識のアンテナを日頃から張り巡らせ、早期に問題を発見し、素早く対応していくことこそが何よりも大事な改善活動の第一歩となります。