ビルド

ガイドラインリリースガイドラインビルド1 / 2
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はじめに

本ビルドガイドラインは、ビルドの目的やその手段、運用する上での役割や手順をまとめたものです。

ビルドの目的

ビルドとは、プログラムファイルを実行ファイルに変換する作業のことです。ソフトウェアをリリースする場合、すべての開発者の成果物を統合してビルドする必要があります。このビルドを一括して行いプロジェクト全体の作業の効率化を図ること、また各ビルドを一意に区別し不具合を追跡可能にすることを目的とします。

ロールの種類

ビルドについて解説をしていく前に、ロールとその説明をしておきます。
ロール 説明
開発者 ソフトウェアの設計・コード作成・デバッグをします
ビルド担当者 各開発者が作成したソースコードをビルドして統合し、リリースします

ビルドの手順

以下に、ビルドの手順を示します。
  1. バージョン番号を更新する。
  2. 構成管理ツールから、最新のソースコードを取得する。
  3. ソースコードをコンパイルする。
  4. 配布パッケージを作成する。
  5. テストを行う。
  6. リリースノートを記述する。
  7. ビルドをリリースする。
  8. ビルドの成果物を保存する。
※ビルドが開始されたら、この作業が終わるまで開発者はソースコードを構成管理ツールにコミットすることはできません。
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